大宮レディスクリニックに通って妊娠。【体験ブログ】

高齢出産を乗り越えて。Ｙ．Ｏ（埼玉県在住）

結婚して３年間避妊せずにいるのに子供ができないのは不妊だといわれています。
かくいう私も子供がほしいと思い始めてから３年たっても子供ができませんでした。

３７歳という年齢的に、早めに不妊治療をして出産しなければ体力的にもきついと思った私は、ネットであちこちを調べて、最終的に駅に近くて評判がよく、当時あまりやっていなかったエンドトキシン検査というのを行っていた「大宮レディスクリニック」という病院にかかることにしました。

１番はじめにやった検査は夫の精子に問題がないかを調べるヒューナーテストでした。1回のテストで結果が悪くても、日を改めて何度も検査をして状態を調べます。

他にも採血をしてホルモン検査やクルーガーテストといって精子の奇形数などの検査をします。

子宮にカテーテルを通して月経血をとり調べるものでちょっと痛みます。
結果は１週間ほどで分かり、私の場合はこの検査結果が「弱陽性」となり不妊の原因であるといわれました。

これは子宮内に精子を死滅させてしまう菌があり、治さないと妊娠は無理だったのです。
幸いなことにこの状態は飲み薬で治ります。
エンドトキシン検査もこの飲み薬も保険外ですので金額が少々張りますが、ぜひ受けていただきたい検査のひとつです。

もちろん、エンドトキシンだけが原因とは限らないのでほかにも卵管造影検査といって子宮内に造影剤を流し詰まっている部分がないか調べます。

この検査により詰まった子宮部分が治る場合もありす。
麻酔をしてやるのですが少し強い生理通程度の痛みがありました。

この検査は造影剤を流し込む日とそのレントゲンを取るため２日連続で通院しましたが、幸いこの検査では異常は認められませんでした。

このような様々な検査をしながらも、排卵誘発剤やエンドトキシン用の抗生剤を３ヶ月間服用し、漢方薬なども処方され、他にもhcg注射というのを打ってもらい妊娠しやすい身体を作りながらタイミング法を行います。

治療を始めて４ヶ月目、エンドトキシンも陰性になった後の１回目の生理がこないので、妊娠したかも！と喜んだのも束の間、この子はとても小さく自宅安静をしているも心音を聞くことなく繋留流産となりました。

繋留流産の手術後１ヶ月は生理がこないので、気持ちの整理にもなりました。
このまま治療を続けるか、それともちょっとお休みをするか、または完全にやめてしまうか夫とじっくり話し合いました。

１ヵ月半後、生理がきたので治療を再開しました。
エンドトキシン検査をして陰性、ヒューナー検査も異常なし、卵子を元気にするプロフェシー注射を打ってもらいまたタイミングを計りました。

そして治療を再開してから３ヵ月後、今回は胎のうも大きく大丈夫でしょうといわれ心エコーでも心音を確認してついに妊娠することができました。
この子はいま６歳になり元気に小学校に通っています。

最初に大宮レディスクリニックに通ってから１０ヶ月かかりましたがついに子供を授かることができました。

私は治療期間としては短めだと思いますが、それでも不妊治療には実費の検査や薬が多いので１０万円弱かかりました。

痛みや体調不良、こまめな通院など心身ともに大変でしたが夫の協力がありなんとか乗り越えられました。

不妊治療はどれ位の期間で子供を授かれるのかも分からず、長い通院や高額な検査と治療や薬などの不安要素がたくさんあります。

でも、ちょっと勇気を出して病院にいってみるのが赤ちゃんができる１番の近道だと思います。

私はぜひ、このエンドトキシン検査のできる病院を探してみて欲しいです。
やっている病院は少ないですがこの検査により妊娠できる可能性がぐっとあがると思います。

今不妊治療を頑張っている方にも、治療を始めようとしている方にも赤ちゃんが来ることを切に願います。